batik gala

月見野は緑の季節、真っ白い衣装も素敵だったけれど、色様々な緑の装いも格段と良いです。

青森にはシネデクトという小さな映画館があります。画面が小さいので初めは正直ビックリしましたが、感動は大きかったです。年数回の海外へ行く飛行機の中で睡眠を削ってまでも映画を見ています。ですから鎌倉に住んでいた時は近くで上映する作品は殆ど見ていたので、映画館へ通うという事はありませんでした。ところが、シネデクトのセレクションは岩波ホールクラスで、上映期間が2週間。見たい映画も逃す事無く見れます。

最近見たのはメットガラ http://metgala-movie.com メトロポリタン美術館におけるファッションイベントのドキュメンタリーです。ファッションはアートかどうかの物議の中での美の祭典の開催までの記録です。フランスでは無く、アメリカでファッションに対して熱い想いの人々が美術館を変えてしまっていました。

目的は寄付集めですが、ファッションが勢いのあった時代を歩んで来ましたので、賞賛します。理事であり、vougeの編集長であるアナ・ウンターの統率力も魅力でした。きっと数百年経ったら、アーティストになるデザイナーも確実に存在する事は感じます。

そしてbatikも数百年前から繋がれ、1つのエレメントとしてアートを担う布であるのだと確信しております。それよりも、セレブでもマヌカンでも無くても、人と布の融合アート、纏う一枚で祭典ーガラです。